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代替医療 - 補完医療 - 大阪の皮膚科医 ドクター奈津のひとりごと
医学会でのこと
2010年 07月 24日 (土) 08:58 | 編集
最近また、普通の医学会にも行くようになったんだけど、7年ぐらい前に普通の医学会に行くのは、もうやめようと思ったことがあった。関西の皮膚科関係のちょっとこじんまりした学会に行った時のことだった。

なんとか大学とかすごい権威であられる先生たち、重鎮が多数おられ、おおむね、彼らの管轄下の医療機関における臨床発表が多かったように記憶している。しかし一つだけ異色の発表があった。個人のクリニックで、アトピーに温泉治療を施し好結果が得られたというものだった。実験報告ではなく、臨床経験の報告であり、私自身は「そういうこともあるね」と受け止めたし、実際過去にアトピーの温泉治療を自分なりに経験、洞察してみて、私なりの手ごたえ、温泉水自体の効果というより、他のものがもっと好結果を出しているという仮説も立てていたので、興味深かったし、そういう代替医療をこのようなお堅い学会で発表される姿に陰ながらエールを送りたい気持であった。
しかし・・彼が発表を終わった途端、会場は火をつけられたようになり、重鎮たちは敵をたたきのめすかの如く、「このような研究は大学病院などでしっかりとデータをとってから述べるべきだ」と、発表そのものを否定するような勢いであった。「全否定」という言葉が私の頭に浮かんだ。
私はそれ以降、この会には出ていないが、抄録だけは来るので目を通しているが、その後その先生の発表は見られないように思う。
このようにして、代替医療はアングラにならざるをえないのね・・

あれから約10年経ち、心身医療学会総会でもホメオパシーの演題が増え、時代は変わりつつあることは実感するが、これから医療はどこへ行くのか、がん細胞を切り捨てるように異端を切り捨てるという流れではなく、オープンで包括的な医学会へ方向が向いていくことを、医療現場の末端を担う身として切望する。
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