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代替医療 - 補完医療 - 大阪の皮膚科医 ドクター奈津のひとりごと
オリンさん
2010年 10月 24日 (日) 00:44 | 編集
普通にスルーできる言葉と、なんだか心に突き刺さる言葉がある。
ずっと若いころのことで、まあ今シェアするのは時効だと思うのだが。
あんまり、その人の生き方がアニマルで・・なんで、ちょっと厳しいなっていうのがあって、私は結構ホメやる前から、自分と全然違うタイプの方でも全然OKというか否定しない傾向があるんだけど、それにしてもちょっとすごかった。
そういう人に限って悪魔のように魅力的なんだけど。憎たらしいことに自分でもそのことわかっていて、それを使って魅了しては、足で蹴り倒す・・みたいな。うーん、スパイダーエネルギー。

そんであるとき、「そういうやり方しかできないわけ?」とやんわり言ったら、もう烈火のごとく怒りだして、
「こうしないと生きてこれんかったんじゃーー」と怒鳴られました。まあ、その人の生きてきた状況はかなり厳しいものがあり、そう言われてしまうと、その人なりのサバイバルメカニズムなわけで、「お嬢さん育ちですみませんでした」みたいな気分になって、黙ってしまいました。その時は。

でも、その後まあ15年ぐらいたつけど、なぜか「こうしないと生きてこれんかった」という言葉だけが、頭の中でときどきエコーする。自分自身をきつい追い込みしている方を見るたびに「ああ、この人も生きてこれんかったんじゃ・・タイプかな」とか思ってきた。そこには、自分はそういうタイプじゃないな・・という気持ちも確かにあった。
でも、最近ちょっとすごいもんと直面してしまったんだ。

私はなんだか知らないけど毎日治療をしている人間で、それをちょっと教えたりもしているので、治療者側の心得というかバウンダリーというのに非常に敏感で、正直治療効果というものが、治療のテクによるものではなく、場の設定、場の設定力によるものが大なのだと思っている。これを理解し、縦横無尽にイニシアティブを握れることが鍵だと。だからこそ、治療者側のエネルギーが「~じゃないと生きていけない」とか、治療者側のニーズが強すぎると、共依存の関係を作ってしまい、ゾンビのように患者さんを寄せ付けてしまい、たくさん患者さんは来てくれるかもしれないが、そこには健全な治療の場が形成されにくい・・と。
だからこそ、自らがまず癒されること、ニーズはなくすことはできないが、まずそれに気付き、それと今目の前に起こる患者とのダイナミクスを少し分けて考える必要がある。
毎日朝から晩まで治療、治療、治療・・としていると、もうこのニーズとウォントの違いが不明瞭になってきて、運命の奴隷みたいな感じになってきて・・最近もその感覚が抜けきれず、その時間の合間に自分を取り戻そうと悪戦苦闘するのだけれど、ちょっと追いつかないな・・という感じ。そこで瞑想ワークしてたら、出てきちゃいました。名付けると「はなれごぜおりん」
怖いよ~~
それがこう言ったんです。「私は目が見えず、生まれてずっと三味線ひいて生きてきたんだ。だからこれしか生き方知らないんだ」と・・私もやってたんです、知らんうちに。「こうでしか生きて来られへんかったんじゃ~」を。だから、その言葉が深く響いたんですね。
オリンさんに、「いや、もうそんなことしないでも大丈夫ですよ」とハートから語りかけ、光を当てたら「そうですか、ありがとう」と結構あっさり成仏してくれましたけど。

ああ、長いことオリンさんもやってたんだな~と。
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